休日もダラダラしてしまう
なにもしない休日
やらなければならないことや緊張、ストレスから解放される休日。プライベートの時間をできるだけ充実させたい。今日こそは買い物に行こう、外へ出かけよう、家の掃除をしよう。そう意気込んでいても、ついついダラダラと過ごしてしまう。そんなことはないでしょうか。なにかしたいと思っているのに、なにもしないまま時間がすぎ、気付いたらもう夕方。結局、今日もなにもしなかった。そんな休日が終わるころには、後ろめたさを感じてしまいがちです。
ダラダラしてしまう原因
なぜ、休日にダラダラと過ごしてしまうのでしょうか。理由として、次のような2つのことが考えられます。理由の1つ目は、とくにやることもなく理由もないけれど、なんとなくダラダラと過ごしてしまう。これは誰にもあります。ですが、それが続くとダラダラしていることが、かえって疲労の原因にもなってしまい悪循環になります。横になってゴロゴロしていると、体を休めているように見えて、実はリフレッシュはできていないのです。生活習慣や食生活の乱れ、運動不足が続くと、かえって疲れが溜まってしまいます。2つ目の理由は、平日の疲労が残って蓄積している場合です。平日のストレスや疲れは、気の休まる休日に現れやすいものです。そんな時は、体も頭も働かず、動くのも面倒になります。それは、疲れているから休息を取るようにと、体からのサインがでているとも言えるでしょう。
疲労が溜まりすぎている
疲労が溜まると、私たちの体は休むことで回復していきます。ところが、しっかり休むことができないと疲労はどんどん溜まっていきます。疲労回復にとって効果的なのは、睡眠をとることです。毎日の睡眠で疲れを取ることが理想的です。毎日の睡眠がしっかり取れていないと、体も、精神も、脳機能も、疲労を十分に回復することができません。
では、睡眠不足になってしまうのはなぜでしょうか。1つは、睡眠時間を削ってしまうことにあります。仕事やプライベートが忙しいと、睡眠の時間を減らしてしまいがちです。「2時間くらい寝られたら大丈夫」くらいに思ってしまいます。このような日々が続くと、疲労が溜まりやすくなります。まずは、毎日しっかり睡眠時間を取る心掛けをしましょう。
もう１つは、免疫力の低下です。体は疲れているのによく眠れず、睡眠不足になる場合があります。平日に無理をしすぎると、ストレスによって自律神経に乱れが生じ、免疫力が低下するのです。自律神経は、体の各機能を調整してくれる神経であり、これが乱れると眠れなくなることがあります。そして、睡眠不足で疲労回復ができないという悪循環に陥ります。そんな時は、思い切って休んでみるのも良い方法です。疲労の溜まりすぎは、自分自身へ悪影響しか与えません。日頃の働き方や過ごし方を見直してみましょう。
